ブルースハープで楽しむ「バッハの曲」
ブルースハープ(テンホールズハーモニカ)で演奏して楽しめる「バッハの曲」を紹介します。
バッハ好きなら、練習しながら、ハーモニカの技を磨きながら、演奏が楽しめちゃいますよ〜
偏見もありますが、上から易しい順に並べてみました。メモ程度の内容ですが、攻略ポイントもシェアします。
- 主よ、人の望みの喜びよ
- アヴェ・マリア
- G線上のアリア
なお、数字譜が掲載されている教則本は、こちらのページ を参照ください。
主よ、人の望みの喜びよ
C調ハープ、ファーストポジジョンで演奏。
3穴ベントを使うくらいで、ベンドテクニックとしては難しくはない。
しかし、めまぐるしく音符が続くので、鼻での息継ぎが必須。
鼻での息継ぎは頻繁に使うので、この曲は良い練習になる。
興味があれば、YouTubeで「バディー・グリーン」と検索を。彼の演奏は神がかっていますw
アヴェ・マリア
C調ハープ、ファーストポジジョンで演奏。
テンポは速くなく、ロングトーンとタングビブラートを意識して演奏すると、雰囲気が出る。
難所は、5番オーバーブロー及び7番吹音からの4番オーバーブロー。
6番吸音フェイク、8番吹音フェイクもしっかりと練習しておきたい。
(メモ)100年の時を越えたバッハとグノーのコラボレーション作品。
G線上のアリア
C調ハープ、ファーストポジジョンで演奏。
テンホールズハーモニカでの演奏を聴いた時、「こんな小さな楽器で、こんな感動的な演奏ができるのか・・・」という衝撃を受けました。
教則本末尾の課題曲に掲載されているだけに、多くの技を総チェックできる曲でもあります。
・ベンド(0.5音/1音/1.5音)
・フェイク
・タングビブラート(クレッシェンド時)
・スロートビブラート(クレッシェンド時)
・5番オーバーブロー
・6番オーバーブロー
・トリル
(メモ)ヴァイオリンの4本の弦の中で一番低い弦(G線)1本で弾けるようにアレンジされたことから、「G線上」の名が付けられた。
J.S.バッハについて
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750年)。
18世紀のドイツで活躍した作曲家・音楽家で、バロック音楽の重要な作曲家の一人。
鍵盤楽器の演奏家としても高名で、当時から即興演奏の大家として知られていた。
西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり音楽の源流であるとも捉えられ、日本の音楽教育では「音楽の父」と称される。
生涯に作曲した1000曲以上。
まとめ
私の場合は、バッハの曲を通じてハーモニカの練習が進んだのは間違いありません。
最初は「こんな曲、難しくて演奏できないな〜」と思っていましたが、どんな事も「やってみよう!」という気持ち一つですね。
模範演奏を聴きながら、毎日少しずつ練習して演奏できるようになりました。
音が少しきれいに鳴り出すと、バッハの曲は満足度が高い。
満足度は次の行動力につながり、結果的に「継続」できて演奏できるようになるのです。
楽しい時間には、「努力」という言葉は入る余地はなく、ただ曲と向き合う時間を味わう感じですね。
演奏できても「完成はない」ので、これからも日々、バッハの曲を楽しもうと思います。