暗譜曲リスト
楽譜をおぼえて演奏できることを「暗譜」といいますが、みなさんは「暗譜曲」を管理されていますか?
私は、「暗譜曲」をリスト化して管理するようにしています。
なぜなら、ときどきは演奏していないと暗譜曲ですら忘れてしまうからです。
「数回練習すれば必要な時にすぐに思い出せる」
という意見もありそうですが、野外でちょっと演奏したい時、練習からじゃなく、スムーズに演奏したいじゃないですか。
ほかにも管理する理由があるので、ざっと並べてみます。
◆暗譜曲リストを管理する理由
- 暗譜曲がすぐに分かる
- 暗譜曲を維持・向上させたい
- 「自分の音楽史」になる
暗譜曲がすぐに分かる
暗譜曲リストがあれば、当たり前ですが、「暗譜曲名」がすぐに分かります。
自分が曲名を確認できるメリットに加え、誰かに「どんな曲を演奏するの(できるの)?」と聞かれたら、具体的に「こんな曲〜♪」と返答もできますね。
「なんか演奏してよ〜」と突然言われた時にも、リストがあると便利だと思います。
暗譜曲を維持・向上させたい
たとえ暗譜した曲でも、ときどきは演奏していないと忘れてしまいます。
暗譜曲リストがあれば、意識的に演習をはさんで「忘却」を阻止できます。
さらに自分なりに曲への解釈を加えて、深堀りすることもできます。
「上塗り」し続け、自分なりの曲に仕上げていく感じでしょうか。
終わりのないことですが、「完成がない」世界を味わうためにも暗譜曲リストは役立つように思います。
「自分の音楽史」になる
暗譜曲リストを眺めていると、「なぜ暗譜しようと思ったのか?」「なぜ暗譜できたのか?」といったことを振り返ることができます。
人によっては、「発表会のため、暗譜する必要があった」という方もいるでしょう。
いずれにしても、練習を重ねたからこそ暗譜できた。
まさに暗譜曲リストとは、「自分の音楽史」じゃないですか!
「自分の音楽史づくり」と考えると、管理することにワクワクしませんか?(笑)
蛇足
私の趣味は、「魚釣り」と「ハーモニカ演奏」です。
魚のアタリが出るまでの待ち時間は、ハーモニカでの演奏タイム・・・
そんな時に便利なのが、「暗譜曲リスト」というわけです。
ハーモニカとともに過ごす時間が増えるほど、暗譜曲は増えてきます。
あなたはこれから、どんな曲をリストに加えますか?
私の趣味は海釣りだけに、海や自然に合う曲を意識的に足していこうかなと思っています。
本当に、音楽は人生を彩ります。一緒に楽しんでまいりましょう♪