ハーモニカにおける、「楽譜を覚える価値」

ハーモニカにおける、暗譜の価値

楽譜を用いず演奏することを「暗譜(あんぷ)」といいます。

今回は「暗譜」の価値について、書いてみたいと思います。

 

まず、ハーモニカの特長を考えてみましょう

ハーモニカは、手軽に持ち運べる点が他の大型の楽器よりも優れています。

なにせ、ポケットが一つあればよいのですから・・・

外に持ち運ぶということは、なるべく軽装で、楽譜などを持たずに、外の空気を味わいながら演奏するところに醍醐味の一つがあると言えます。

つまり、暗譜曲が増えるほど、ハーモニカを持ち運ぶ価値が大きくなるということです。

ハーモニカは「旅の友」です。気分にまかせて、覚えた曲をひと吹き。

手軽に「時間」と「空間」をデザインできる楽器がハーモニカです。

私は以前、「なぜ、ハーモニカを練習するのだろう?」と自問自答したことがありました。

「ハーモニカが好き」ということを抜きに考えたとき、人に聴かせたいわけではなく、「旅をデザインし、楽しむため」ということに気づきました。

ハーモニカを通じて自己成長はもちろん、あなた好みに時空をデザインしてみませんか。

今日もハーモニカの演奏を楽しみつつ、暗譜曲を増やしていきたいと思います。